2009年7月23日木曜日

メイドインアメリカということ。

時々、バイオリニストの中西俊博さんのご自宅に遊びに、
いえいえ、お仕事に行くのですが、そりゃーもう素敵なお宅なんですよ、奥さん。

1階に広いスタジオがあって、ピアノが置いてあって、寝室やら僕の部屋と同じくらい広い
バスルームがあって(本当よ、ほんと)、壁とか一面バイオリンな音楽屋敷なんですけどね、
日常生活用品とかも細かいとこまでこだわりがあって、とても楽しいお宅。
前にもちょっと書いたかもしれないけど、ご自宅の設計も、中西さん自ら手掛けているんです。
だから色々な所に工夫があって、何度も通うとより楽しさが解るという。

中でもさ、工具とか工具ケース(こんなやつ)とか、色々持っていらして、
ご自分で色々作ったり修理したりカスタマイズしちゃうんですよ。
音楽界の所ジョージさんと言っても過言ではない。

これまでも家具とか照明とか工具とか、色々真似してきたわけですが、
増え過ぎた機材熱を下げるのに冷房を強めるという反エコな生活が続くので、
またまた真似してVORNADO社のサーキュレータを買いました。
自宅用と、今月誕生日を迎えた母へのプレゼントにも同じ物。
お陰で28℃の室温設定でも快適!
動作音が結構するので、仕事に集中する時や就寝時には扇風機、
空調効果を高めたり、食後の換気、クローゼットの換気なんかにはコレを。
即効性があってとても便利。


ただね、1点不満があるんです。



写真見てすぐ気付くのは、I→II→IIIの順に風力を強める調節が出来るツマミ。

んで、だ。

○の部分が"OFF"なんです。

つまり、スイッチいれた直後が豪風。
なんか、違くないコレ???

届いた当日、喜び勇んでスイッチ入れた途端、五線紙が狂い踊る僕の部屋。
「おー、空気巡回してんなー」とか、案外冷静だったのが可笑しい。
やっぱりさ、OFF→弱→中→強、じゃんね?
どなたか納得出来る説明できる方がいたら教えて下さい。

この製品は基本的に強で回すものなんです、とか言われたら納得出来そうだけど、
ニュートラルの次に5速は置かないだろう、と思うんですが。
アメリカと日本のプロダクトデザインに求める趣向の違いなのか、単なる設計ミスなのか、
つーかツマミとかより空気流れればいいじゃん的な強い意思表示なのか、良く解らない。

似た様な話で、最近Vienna用のWindows触ってて思うのはね、
OS終了する時にもスタート→電源→シャットダウン、とか選ぶワケね。
電源切るのを開始します!って意味なんだろうか。。。コレ。
Vistaとか7ではWindowsのロゴになってるので、やっぱりツッコミ入ったんだろうなぁ。

でも、何だかこの痒い所に手が届いていない(気付いていない)感じがアメリカンな感じがして、
電源入れたり切ったりする度に、ちょっとした不便を感じて、それが案外楽しかったりするんですよね。

小さい事だけど、その瞬間を楽しんでいこうではありませんか。
という感じでまとめてみます。


・・・んー、やっぱり納得できん・笑。



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