先日のNAMMショーにて発表となったVienna待望の新作音源「VIENNA DIMENSION BRASS」が
いつもVienna関連でいつもお世話になっているCryptonさんより本日届きました!
今回のパッケージは何と言っても「Vienna Instruments PRO」に特化した音源となっていること。
これまで通り、Vienna音源として使用可能であるのは勿論ですが、「Vienna Instruments PRO」を導入することにより
人間らしいタイミング&ピッチ変化を再現する「ヒューマナイズ」機能や、和音を自動検出し
ノートを自動的に振り分ける『オートディビジ』機能などが使用可能となる様子。
これまで、トランペットやホルンのセクションを打ち込みで表現する場合には、
想定する人数分のトラックをDAW上で並べていたので、CUP/RAM負荷が軽減される予感です。
僕のような劇伴作家業は、DAW上でモックアップを制作した後、スタジオで生オケに差し替える事が
殆どなので、その為に用意する譜面を書く上でも面倒だったんですよね。
そんなこんなで現在インストール中。
ファーストインプレッション、お楽しみに!
また、2月11日にAppleStore銀座店にて開催予定の「VSL特別セミナーVol.5」でも
詳しく取り上げたいと思いますので是非遊びにいらして下さい!
2011年1月24日月曜日
2010年11月11日木曜日
ご無沙汰しております。
気が付けば半年もBlog更新が止まってしまっていました。
Twitterで発言が増えたのが原因だと前回は言い訳をしたものの、
現在はそのTwitterすら覗く機会が激減していて、そろそろ言い逃れの
出来ない状況な訳ですね。
ここ数ヶ月の間、1日の密度がもの凄く濃い実感があります。
職業柄、音楽を生み出す方々が身の回りに多いのですが、
とても良い刺激を日々頂く訳です。
以前からお仕事を共にさせて頂いているクライアントの方。
子供から青春時代はもちろん、今でも心に残る名曲を書いた
先輩の作家さん方。
日々色々な環境や事情により振り回される同世代の作家さん達。
少しばかり辛い事もありつつも、皆必死に音楽にしがみついて
それでも楽しく、音楽を生み出すエネルギーに変換している姿を
見ると、とても励みになります。
それから、以前と変わって年下の後輩世代が数人出来たこと。
どちらかと言うと、彼らにアドバイスをしてあげられる事も少ない今、
むしろ教わる事が多々ある事に気付かされます。
そんなこんなで、毎朝5時前には遠足の前日のように、
ワクワクして目が覚めてしまいます。
ずーっと目覚ましを使っていない生活。
今日しなければならない仕事も、何が書けるかすらも、
起きた時には解らない。
若い頃には、それが不安で寝付けないものでした。
今となっては、どうして寝付けなかったのか、
何に不安を感じていたのかすら忘れてしまった感がありますが、
日々、とても楽しんでいる事がそれらを忘れさせたのでしょう。
むしろ音楽に対する情熱を抑えるのに必死なくらい。
朝起きては音楽を書いたり、ピアノを弾いたり、本を読んだり。
一通り楽しんだ後でもまだお昼前で、食事を取って打ち合わせなどに
出かける訳ですが、やはりそこでもワクワクしっぱなし。
未来の作品に対しての話し合いをする訳ですから、当然なのですが。
その後、早速自宅に戻って作曲に取り掛かるのですが、
夕方頃に仕上がってくると、不思議とその時にお話をしたい方から
電話やお食事の誘いを頂く訳です。
またそこで元気を貰う訳ですから、1日を通してワクワクしっぱなし。
そんな時、ふと自分もやっと作曲家になったのだなぁ、なんて
思う訳です。
まだまだ未熟ですがそれも含めて現在の作家性なのだと思いつつ、
今日も明日の音楽を書いてゆこう。
音楽に出会えて、本当に良かった。
100回人生をやり直しても、ここまで音楽に没頭する人生は
これ1回だけだろうな。
楽しい訳です。
Twitterで発言が増えたのが原因だと前回は言い訳をしたものの、
現在はそのTwitterすら覗く機会が激減していて、そろそろ言い逃れの
出来ない状況な訳ですね。
ここ数ヶ月の間、1日の密度がもの凄く濃い実感があります。
職業柄、音楽を生み出す方々が身の回りに多いのですが、
とても良い刺激を日々頂く訳です。
以前からお仕事を共にさせて頂いているクライアントの方。
子供から青春時代はもちろん、今でも心に残る名曲を書いた
先輩の作家さん方。
日々色々な環境や事情により振り回される同世代の作家さん達。
少しばかり辛い事もありつつも、皆必死に音楽にしがみついて
それでも楽しく、音楽を生み出すエネルギーに変換している姿を
見ると、とても励みになります。
それから、以前と変わって年下の後輩世代が数人出来たこと。
どちらかと言うと、彼らにアドバイスをしてあげられる事も少ない今、
むしろ教わる事が多々ある事に気付かされます。
そんなこんなで、毎朝5時前には遠足の前日のように、
ワクワクして目が覚めてしまいます。
ずーっと目覚ましを使っていない生活。
今日しなければならない仕事も、何が書けるかすらも、
起きた時には解らない。
若い頃には、それが不安で寝付けないものでした。
今となっては、どうして寝付けなかったのか、
何に不安を感じていたのかすら忘れてしまった感がありますが、
日々、とても楽しんでいる事がそれらを忘れさせたのでしょう。
むしろ音楽に対する情熱を抑えるのに必死なくらい。
朝起きては音楽を書いたり、ピアノを弾いたり、本を読んだり。
一通り楽しんだ後でもまだお昼前で、食事を取って打ち合わせなどに
出かける訳ですが、やはりそこでもワクワクしっぱなし。
未来の作品に対しての話し合いをする訳ですから、当然なのですが。
その後、早速自宅に戻って作曲に取り掛かるのですが、
夕方頃に仕上がってくると、不思議とその時にお話をしたい方から
電話やお食事の誘いを頂く訳です。
またそこで元気を貰う訳ですから、1日を通してワクワクしっぱなし。
そんな時、ふと自分もやっと作曲家になったのだなぁ、なんて
思う訳です。
まだまだ未熟ですがそれも含めて現在の作家性なのだと思いつつ、
今日も明日の音楽を書いてゆこう。
音楽に出会えて、本当に良かった。
100回人生をやり直しても、ここまで音楽に没頭する人生は
これ1回だけだろうな。
楽しい訳です。
2010年5月7日金曜日
AppleStoreセミナー、無事終了。
去る5月3日にAppleStore渋谷店にて開催したViennaのセミナー、
沢山の方々にご来場頂き、感謝感激でした。
限られた時間の中、お話したい内容が山盛りで駆け足での進行と
なりましたが、当Blogでもお話した内容を近々まとめて公開して
みたいと思います。
5月15日、16日もIMSTA FESTAにてセミナーを開催する予定です。
コチラは要予約で、座ってじっくり拝聴頂ける環境となっております
ので、是非ご来場下さい!
2010年4月14日水曜日
AppleStoreセミナーのお知らせ
前回の投稿は、寒さに凍えながら書いたような記憶を思い出しつつ、気付けば季節は春。
お仕事も全力で頑張りつつ、飲んで食べて桜をみて飲んで登山した頂上で飲んで。
ほら、頑張ってるでしょ。
さてさて、今年も色々と面白そうなプロジェクトが数本並走しておりますが、本日はその第一弾でございます。
来る5月3日、Apple Store渋谷店にてAppleさん、Cryptonさん主催の元、Mac+Logic+VEP+VIL環境でのセミナーを開催致します。
Vienna Ensemble Proに興味はあるけれど、イマイチ導入メリットが解らない方。
過去に使っていたMac&PCを音源サーバとして活用したい方。
64bit環境に移行したのは良いけれど、32bit音源が過去の財産となってしまい嘆いている方などなど。
是非とも足を運んで頂けたら幸いです。
詳細はコチラ。
日時 2010年5月3日 19:00〜20:00
料金は無料で、予約も必要ありません。
店内の混雑状況によりご覧頂けない可能性もありますが、何卒ご了承下さい。
CryptonさんのWeb上でも、VEP&VILに関する様々なご質問を承っております。
購入前、後に関わらずご質問など御座いましたらお気軽にお問い合わせ下さい。
ご質問はコチラまで → mpsales@crypton.co.jp
それでは、皆様にお会い出来るのを楽しみにしております!
2010年2月19日金曜日
ツイッタア
めっきりBlogを書かなくなってしまいました。
Twitter、恐ろしい子。
今更ながら、Twitter始めてビジネスがウンヌン、SNSの可能性がカンヌン等と言うつもりは毛頭御座いませんが、面白いです。曲のバウンス中やコーヒーついでに一言、的な気軽さが良い。
そこで出会う方々は、顔はおろか、これまでに一言もお話する機会がない方が大半。
しかも8割同業者。そこで繰り広げられる会話は驚く程に前向きな意見が多いこと、多いこと。
つぶやく理由は人それぞれだと思いますが、個人的には日々のモチベーションの高さが物凄く上がるのが良いな、と。下手な本を読むより、余程為になる。
やっぱり瞬間的に芽生えた言葉のエネルギーって凄いと思うんよ。
世の中には素晴らしい方がまだまだいるなぁ。
もっと精進せねばなりません。
今日は久々に心地よい音楽に出会えて気分が良い。
良い夢が見られそう。
2010年1月21日木曜日
その先に見るべきもの
JALの株。
1円で買って2円で売れれば資産が倍。
ふとしたタイミングで見たニュースから、母がコツコツ貯めていた
マイルが気になって電話をする。
マイル使って故郷の広島にでも出掛けて来たら?と話しをしたら、
人様が明日の職を失うかもしれず困っているときに、そんな事は
出来ません、と言う。
株式とか企業の体質とか国と政治の関わりとか色々ある話しではあるのだから、
それとは割り切ってサービスを受ければ良いのに、と思う反面、
母にはハッキリと、お金の先にある人との繋がりが見えているのだな、と感じて
小さな自分を恥じる。
音楽は、様々な人の力を借りて完成に至るもの。
作曲家、演奏家、エンジニア、プロデューサー、ディレクター、そしてリスナー。
誰かが欠けても良いものにならない。
誰かが手を抜いても完成には至らない。
幸運なことに、僕は周囲の人に恵まれている。
だからこそもっとこの関係を密にして、1曲1曲を大切にリスナーに届けられるよう、
頑張らないといけない。
作曲を生業にすると色々見失いがちだけど、本当のお客さんはリスナーなんです。
デスクトップ上やスタジオ内で完結してしまう音楽だけは生み出したく無い。
感動は与えるものでも、与えられるものでもないけれど、音楽を通じて
顔も知らない方々の心を動かす手伝いを出来たらそれで良い。
著作権とか印税とか、確かに作家業を続けることに必要な権利ではあるけれど、
一番欲しいのは音楽を書き続ける権利だな、と母に気付かされた、そんな日。
この母の子に産まれて良かった。
最高だぜ、かーちゃん。
立派な音楽家になったらこのblog教えてあげよう。
2010年1月20日水曜日
Logic9.1+VEP(64bit)
今日は一日譜面を書くことに追われていました。
今月〜来月末は大編成のオケモノばかりの依頼なので、考えてみたらオケ以外の
音源を鳴らすことが無さそうでして。
それならば!と思い立ち昨年秋頃から買ったまま放置されていた音源や、
アップグレード関係をまとめてインストール実施。
Logic9.1を64bitモードで起動して、VEPで一曲書いてみる。
音源43発+Audio1トラックを使用してCPU負荷も微々たるもの。
初代IntelのMacProでここまでのオケをストレス無くシュミレート出来る訳だから、
VEPは素晴らしい。
先日公開されていたVEP build4834 public betaも導入してみたところ、
こちらは動作が少しおかしい。
VUしての初回起動後は普通に再生出来たのだけど、一旦別ソングデータを開いて、
再度元のソングデータを開いてみたところ、音が鳴らず。
アレ?と思ってServer側を見てみると、何故かMaster Busの値が0に。
色々いじっていると、どうやらmidiの入力を受けた瞬間、Masterが0になることが判明。
新規ソングでVEPを起動して鍵盤を叩いた瞬間にも0になっていたので間違いなさそう。
※Server側のmidi設定が原因と思われる。設定後には正常動作を確認しました(2010.1.21追記)
しかし、問題なのは再現性がないこと。
一度VEPをアンインストーラを使って削除して、現行Ver.を入れてみたところ正常。
再度VUをしてみると、これも問題なし。
別ソングファイルを開いてみると、こちらは何故か弦だけ鳴らず。
今度はMasterが0では無いのに。うーん、不思議だ。
現在のところ、Logic9.1の問題なのかVEP public betaの問題なのか切り分けつかず。
VEPを現行Ver.に戻して使用して数時間作業してみたけど、特に問題は無さそう。
と言う訳で、OS10.6+Logic9.1+VEPが64bit環境で動作するようなので、
ソングデータの自動バックアップ機能を有効にしつつ、しばらく様子を見てみます。
OS10.5.8+Logic8環境も別HDDに残してあるので、何かあればそちらでやれば良し。
取り急ぎ、初日の動作チェック終わり!
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